料理の注意点
食物アレルギーで気をつけなくてはならないのが日々の食事です。事故を起こさないためにいくつかのポイントをあげますが、アレルギーの症状は個人やそのアレルギー物質によって異なりますので、まずは医師の診断を受け、適切な食事療法を仰ぎましょう。


●アレルギーの原因となる食品を知りましょう
食物アレルギーはその原因となる物質や、環境によっては重篤な症状が起こる場合があります。思いあたったら直ぐに専門医に相談して、アレルギーの特定食品を調べましょう。

●食事の記録をとりましょう
食物アレルギーということが分かったら、食事の記録をとりましょう。食物アレルギーの方は、複数の食品に対してアレルギー反応を示す方も多く、また、調味料や添加物などに反応する場合もありますので、記録は出来るだけ詳細にとるようにしましょう。

●食経験のないものは専門医に相談しましょう
食物アレルギーを起こしやすい方は、食経験のない食品を食べる時は、まず食品表示を確認し、専門医に相談しましょう。また、一度にたくさんの量を食べないようにしましょう。

●食品表示を必ず確認しましょう
加工食品については必ず原材料表示を確認してから購入しましょう。さらに詳しい情報が必要な場合は、製造メーカーに問い合わせしましょう。

●同じ食品は続けてとらずに一定の間隔(1週間程度)をあけましょう
アレルギーを起こしやすい食品は、食べられる食品でも、繰り返し大量にとることで抗体ができ、アレルギーを起こすことがあります。1週間程度の間隔をあけて食べましょう。
※食品とは原料のことで、例えば、豆腐、納豆、豆乳、きな粉などは全て大豆原料なので食べる間隔をあける。

●油はできるだけ控えましょう
油の過剰摂取は、アレルギーを悪化させてしまいます。特に酸化した油には注意して下さい。

●農薬や食品添加物の入ったものはできるだけ控えましょう
これらの化学物質に汚染された食物が体内でアレルギー反応を起こしやすくします。また、長期間の摂取は肝臓などにも負担をかけるので、できるだけ少なくするよう心がけましょう。
食品添加物は表示されているので、防腐剤、発色剤、着色料などの含まれていないものを選ぶようにしましょう。

●調理器具や食器をよく洗いましょう
食物アレルギーは、アレルギー物質を微量に摂取しただけで発症することも多々ありますので、調理器具や食器はよく洗うようにしましょう。

●調味料や香辛料は注意して使いましょう
調味料や香辛料には、微量ながらアレルギー物質が使用されているものがあります。原料はアレルギー物質からでも食品名としては耳慣れない(タンパク加水分解物、カゼイン、増粘多糖類、レシチン、乳化剤など)ものもありますので注意しましょう。不安がある場合は、製造メーカーに問い合わせしましょう。


Ushikubo Chie
食に関するマーケティング・
企画を主とする㈱シー・フェアーの代表取締役。 また、フードプロデューサー(栄養士)として、 『体の中から健やかに美しく』をテーマに、Kireini.netをはじめ、多方面で活躍する傍ら、食育普及活動に尽力。カルチャーセンターなどで食育の講師も努める。