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二十四節気は、先人の知恵 日本の食と暮らしの目安

二十四節気
暦の雑節
雑節 ( ざっせつ ) は、太陰太陽暦で二十四節気を補う、日本独自の季節の移り変わりの目安。生活の中から自然発生的に生まれた民族行事・年中行事などで、農業を主体としてきた日本において、農業に関連した事項も多く見られます。

【秋の雑節】
秋、特に9月は、農家にとって心配な気候(台風奇襲の特異日)や、仏事である彼岸があり、雑節が多い月になっています。

二百十日(2011年は9月1日)
立春から210日目。八朔(旧暦8月1日)や二百二十日とともに、農家の三大厄日。
台風襲来の特異日で、富山県八尾町の「おわら風の盆」等各地で風鎮めの祭が行われてきた。

二百二十日(2011年は9月11日)
立春から220日目。八朔(旧暦8月1日)・二百十日とともに天候が悪くなる農家の三大厄日。統計的には二百十日から9月下旬にかけて台風が襲来することが多く、二百十日よりも警戒されている。

秋彼岸入(2011年は9月20日)
この日を含めた7日間が彼岸の期間。
西方に阿弥陀如来の極楽浄土があるとする仏教の教えから、太陽が真西に沈む春分・秋分の前後7日間を「彼岸」と言う。

社日(秋)(2011年は9月20日)
春分・秋分にもっとも近い戊(つちのえ)の日。生まれた土地の産土神(うぶすながみ)に参拝する日。

秋の彼岸(2011年は9月23日)
彼岸の中日。行事は春の彼岸と同様であるが、春の彼岸と区別するため、秋の彼岸と呼ばれる。

秋彼岸明(2011年は9月26日)
彼岸の期間の最後の日。地方によっては最後の日を「はしりくち」と言う。

秋土用入(2011年は10月21日)
この日から立冬の直前までが「土用」の期間。
七十二候秋の十八候
涼風至涼しい風が立ち始める
寒蝉鳴蜩(ひぐらし)が鳴き始める
蒙霧升降深い霧が立ち込める
綿柎開綿を包む萼 (がく)が開く
天地始粛ようやく暑さが鎮まる
禾乃登稲が実る
草露白草に降りた露が白く光る
鶺鴒鳴鶺鴒(せきれい)が鳴き始める
玄鳥去燕が南へ帰って行く
雷乃収声雷が鳴り響かなくなる
蟄虫坏戸虫が土中に掘った穴をふさぐ
水始涸田畑の水を干し始める
鴻雁来雁が飛来し始める
菊花開菊の花が咲く
蟋蟀在戸蟋蟀が戸の辺りで鳴く
霜始降霜が降り始める
霎時施小雨がしとしと降る
楓蔦黄もみじや蔦(つた)が黄葉する
七十二候秋の十八候

※「暦便覧」とは、江戸時代の太玄斎(たい げんさい)という人が1787年(天明7年)に著し、
1798年(寛政10年)に再版された暦の解説書です。
立秋
立秋
太陽視黄経 135 度/初めて秋の気立つがゆへなれば也(暦便覧)
この日から立冬の前日までが暦の上での秋。立秋とは名ばかりで、暦との違和感を最も感じる時期。一年で一番暑く、古今和歌集に『陰極まって陽となり、陽極まって陰となる』とありますが、寒さ(陰)も暑さ(陽)も行くところまでいって転じる、一番暑いと言うことはあとは涼しくなるばかり、ということでしょうか。
書中お見舞いはこの前日まで、この日以降は残暑見舞いになります。

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処暑
処暑
太陽視黄経 150 度 /陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也(暦便覧)
処暑は暑さが止むと言う意味。立春から数えて210日目、処暑のあいだにある雑節の1つ『二百十日』。
現在の太陽暦では9月1日頃で、大型台風の襲来が多く、稲の開花時期を迎えている農家では、昔から厄日と言われています。

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白露
白露
太陽視黄経 165 度/陰気ようやく重なりて露こごりて白色となれば也(暦便覧)
朝夕の涼風に、ようやく秋の気配が感じられ、気温の差で生じた露が葉先からこぼれ落ちていく季節。霧もでてきますが、霧(きり)は秋の季語。同じ霧でも春は「おぼろ」「かすみ」と称します。

◆夏の疲れがどっとでる頃。旬の食材は栄養価が高く、特に良質のたんぱく質がたっぷりのサンマやサケは、体力の回復にもおすすめ
≫『サンマのガーリックグリル』
サンマのガーリックグリル

秋分
秋分
太陽視黄経 180 度/陰陽の中分となれば也(暦便覧)
秋彼岸の中日で、昼夜がほぼ同じ長さになる時期。秋風がやや冷気に変わる頃で、台風も多く、虫たちも地中に身を隠し、虫の音も聞かれなくなってきます。また、秋の七草が咲き揃う頃です。

涼しくなると、火を使う料理も苦でなくなります。旬のナスを主役に、豪華に見えて簡単な『ナスの揚げだし』をご紹介。

【 加茂なすの揚げだし 】
加茂なすの揚げだし
【材料】2人分
加茂なす・・・2個(大なら1個)
大根おろし・・・大さじ2
おろし生姜・・・小さじ1
ミョウガ、ネギなどの薬味・・・適量
めんつゆ(市販のもの)・・・適量
※濃縮めんつゆは水で希釈して下さい。
※ナスは、丸ナス、長ナスなどお好みのものでOKです。

【作り方】
①茄子の天地を落とし、縦半分に切り、さらに6等分(全部で12切れ)にし、水にさらす。
②食べやすいように皮の一部を少し包丁でむく。
③大根、生姜をおろし、ミョウガ、ネギなど薬味を切っておく。
④めんつゆを温める。
⑤水気を拭いた茄子を160~170℃の油で揚げる。
⑥茄子をまとめて元の形に戻し、おろした大根と生姜をのせ、めんつゆをまわりから注ぐ。


寒露
寒露
太陽視黄経 195 度/陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすれば也(暦便覧)
肌寒くなり、秋もいよいよ本番。菊の花が咲き始め、山野の木々は紅葉の準備に入ります。五穀の収穫もたけなわ、新米の季節です。

◆新米の季節。お米を主役に、土鍋で炊き込みご飯はいかがでしょうか。
≫『土鍋deサケとイクラの親子メシ』
土鍋deサケとイクラの親子メシ

霜降
霜降
太陽視黄経 210 度 /つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也(暦便覧)
秋も末となり、北国や山間部では霜が降り始める頃。山では一気に紅葉が始まります。気候が良く、スポーツや行楽、アウトドアも楽しめる時期です。

◆体を動かした後は、手作り弁当で、今が旬のお米を味わう!玄米や雑穀米で、栄養価さらにアップ!
玄米 玄米は、ぬか層や胚芽が残っているため白米と比べると栄養面で優れ、ビタミンB群、鉄、カルシウム、リン、カリウム、ビタミンE、マグネシウム、亜鉛などが豊富です。 雑穀 雑穀とは、あわ、きび、ひえなど、イネ科の穀物の総称で、白米や玄米にブレンドして炊くと、栄養価がアップし、栄養バランスが良くなると、最近注目されている穀物です。


ヘルシー弁当
『天高く馬肥ゆる秋』・・・「秋になると馬が育って騎馬民族が攻め入ってくるから用心する時期」という、古代中国の警戒を示す教えです。
今の私たちにおいては、「食べすぎ注意!」と、受け取ってもいいかもしれないですね。
健康的なダイエットのためには、バランスのとれた食事が必要です。旬の味覚が豊富なこの季節に、いろいろな食品から、たんぱく質や食物繊維、ビタミン、ミネラルをしっかりとりましょう。
ヘルシー弁当
【リンゴのワイン煮】
リンゴ1個を良く洗い、16等分して皿に広げ、レモン汁小さじ2、ハチミツ大さじ1、赤ワイン大さじ2をまわしかけ、レンジで5分位加熱する。
【カボチャチーズ茶巾】
カボチャ200gをレンジで加熱してつぶし、粉チーズ大さじ2と塩小さじ1/4をまぜ、ラップで茶巾にまるめる。
【インゲンのチクワ巻き】
縦に4等分したチクワの2本を、茹でたインゲン(冷凍可)に巻きつけ楊枝で止め、ゴマ油大さじ1を入れたフライパンで焼き、しょう油大さじ2、砂糖大さじ2を加えてタレをからめる。
【カブのサラダ風】
カブ2個の皮をむいて8等分して塩小さじ1/2をもみこんで軽くしぼり、ビニール袋に酢大さじ3、砂糖大さじ1を入れ、カブを漬ける。
【椎茸エビしんじょう】
【材料】8個分
椎茸・・・8個、エビ(むき身)・・・200g、長ネギ・・・1/3本、生姜汁・・・小さじ2、塩・・・小さじ1/4、しょう油・・・小さじ1、片栗粉・・・大さじ2

【作り方】
①エビを包丁でたたき、ペースト状にする。
②ネギと椎茸の軸をみじん切りする。
③ボウルに椎茸のかさ以外の材料を入れて練る。
④椎茸のかさの内側に片栗粉を軽くはたき、③を等分して詰める。
⑤1個ずつ、茶巾を絞るようにラップに包み、レンジ皿の外側に均一に並べ6分くらい加熱する。


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