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二十四節気は、先人の知恵、日本の食と暮らしの目安
二十四節気とは、太陽の運行を基準にした季節の区分法で、1年を24等分して約15日ごとに分けたものです。
発祥は2,600年前の中国で、その名称は当時の文化の中心であった黄河流域を基準としているため、実際の日本の気候とは多少のズレが生じます。
ですが、毎年同じ時期に同じ節気がくることや節気の感覚が約15日で一定していることからも、農業の目安として、日本でも使われるようになりました。

七十二候は、二十四節気の各節気をさらに3つの候に細分し、気象の動きや動植物の変化を知らせる短文にしたものです。これも中国で生まれたものですが、日本に伝わってから気候の違いや日本に生息しない動植物などの名前を入れ替えるなど、時代や編者により多くの版があります。現在では、明治時代の伊勢神宮略本暦に記載されたものが主に使われています。
また、一候が5日程度と短いため地域差や年毎の気候の違いにより、現実とはそぐわないことも多いので、あくまで目安と考えて下さい。
二十四節気
七十二候夏の十八候
蛙始鳴(かえるが鳴き始める)
蚯蚓出(みみずが地上に這出る)
竹笋生(竹の子が生えて来る)
蚕起食(桑蚕が桑を食べ始める)
紅花栄(紅花が盛んに咲く)
麦秋至(麦が実り、麦秋(刈り入れ)となる)
螳螂生(カマキリが生まれ出る)
腐草為蛍(腐った草が蒸れ蛍になる)
梅子黄(梅の実が黄ばんで熟す)
乃東枯(夏枯草(かごそう)が枯れる)
菖蒲華(あやめの花が咲く)
半夏生(烏柄杓(からすびしゃく)が生える)
温風至(暖い風が吹いて来る)
蓮始開(蓮の花が開き始める)
鷹乃学習(鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える)
桐始結花(桐の実が生り始める)
土潤溽暑(土が湿って蒸暑くなる)
大雨時行(時として大雨が降る)
七十二候夏の十八候

※「暦便覧」とは、江戸時代の太玄斎(たい げんさい)という人が1787年(天明7年)に著し、
1798年(寛政10年)に再版された暦の解説書です。
立夏
立夏
太陽視黄経 45 度/ 夏の立つがゆへ也(暦便覧)
この日から立秋の前日までが暦の上での夏。新緑は青さを増し、木々の間を光風と呼ばれる爽やかな風が吹き抜けます。夏の気配を感じ始め、「夏立つ」「夏来る」ともいいます。

◆七十二候では、『竹笋生』、竹の子(筍)が生えてくる時期です。
筍を使ったレシピ ≫『筍とエビのつくね』
筍とエビのつくね

小満
小満
太陽視黄経 60 度/ 万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る(暦便覧)
陽気がよくなり、万物が次第に生長して天地に満ち始めるという意味。また、生活の糧である麦の穂がつく頃で、ほっと一安心(少し満足)すると言う意味とも言われています。

◆『目には青葉、山ほととぎす初鰹』と歌われるほど、初物好きの
江戸っ子がおすすめするメニュー ≫『カツオのカルパッチョ』
カツオのカルパッチョ

芒種
芒種
太陽視黄経 75 度/ 芒(のぎ)ある穀類、稼種する時也(暦便覧)
芒(のぎ)は、麦や稲などの穀物の先にある針のような毛のことで、「芒種」とは、麦を収穫し、「のぎ」のある穀物の種を播いたり、稲の苗を植え付ける時期のことを意味しています。 入梅(6月11日頃)も間近です。

◆心身ともにダルくなりがちな時期。また、気温も上がってきます
ので衛生管理にも注意が必要です。
お酢を上手に使ってリフレッシュメニュー  ≫『鶏のさっぱり煮』
鶏のさっぱり煮

夏至
夏至
太陽視黄経 90 度/ 陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以て也(暦便覧)
一年中で一番昼が長い時期ですが、日本の大部分は梅雨で、日照時間が少ないため、実感が薄いようです。花しょうぶや紫陽花などの雨の似合う花が咲く季節です。
湿気が多く、気分も鬱々としがちで、食欲も衰えがちな梅雨真っ盛りの時期。
食べやすくて栄養価の高い、ご飯にも、麺にも合う『冷や汁』をご紹介。

【 冷や汁 】
冷や汁
【材料】2人分
アジ…1尾
きゅうり…1本
みょうが…1個
大葉…4枚
豆腐…1/2丁
煎りゴマ…大さじ2
みそ…大さじ2
だし汁…300cc
麦ご飯…茶碗2杯分

【 作り方 】
①アジを素焼きして、熱いうちに身をほぐしておく。
②すり鉢でゴマをすり、味噌を混ぜて、アルミホイルに敷き、オーブントースターで3分位焼く。
③きゅうりは薄く輪切にして、みょうがと大葉は千切りにする。
④焼いたみそをすり鉢に戻してアジを加えてすり、だし汁でのばし、③と手で崩した豆腐を加えて冷蔵庫で1時間ほど冷やす。
⑤ご飯の上に、冷や汁をかけていただく。
※ご飯は、麦ご飯や雑穀米などがよく合う。ご飯の代わりにうどんや冷麦もおすすめです。


小暑
小暑 小暑
太陽視黄経 105 度/ 大暑来れる前なれば也(暦便覧)
この前後を境に梅雨が明け、本格的な暑さが始まる頃。蓮の花が咲き、セミの声も聞こえ始めます。ここからの1ヶ月が暑中となり、暑中見舞いを送る時期となります。

◆7月7日は五節句の1つ『七夕』
行事食の素麺レシピ ≫『キラキラ天の川ジュレ素麺』
キラキラ天の川ジュレ素麺

大暑
大暑
太陽視黄経 120 度/ 暑気いたりつまりたるゆえんなれば也(暦便覧)
一年中で最も暑い日という意味ですが、実際に最も暑いのはもう少し後(8月上旬頃)です。7月20日頃が「土用の入り」 で、立秋の前日までが「夏の土用」です。農家にとっては田の草取り、害虫駆除など暑い中での農作業が辛い節目の日です。この時期は、体力の消耗が激しくなるため、夏バテ防止のために精力のつくウナギを食べる習慣があります。

◆大暑にピッタリ!ウナギのパワーアップメニュー
 ≫『ウナギと生揚げのニンニク炒め』
ウナギと生揚げのニンニク炒め


薬味野菜とアボカドのサラダ
『薬味』とは、少量で料理に香りを添え、味をひきしめる香辛料や野菜のこと。
さらに、食欲増進や消化吸収、食あたり防止、疲労回復など、古くから伝わる食の知恵がつまっているのです。
【 薬味野菜とアボカドのサラダ 】
薬味野菜とアボカドのサラダ
【材料】2人分
アボカド…1/2個
みょうが…1本
大葉…3枚
紫玉ネギ…1/4個

◎ドレッシング
しょうゆ…小さじ2
レモン汁…小さじ1
ビネガー(酢)…小さじ1
EXバージンオリーブ油…大さじ1

【 作り方 】
①紫玉ネギは薄くスライスし、水にさらして軽くしぼる。みょうがは縦半分に切って、斜めに薄く切る。大葉は千切り。
 野菜を均等になるように混ぜ合わせておく。
②ドレッシングの材料をボウルに入れてよく混ぜる。
③5mm位の厚さに切ったアボカドと、野菜を盛り付けてドレッシングをかける。


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