春を告げる花として、昔から愛されてきた「梅の花」
また、「梅の実」も加工し保存食や調味料として、更には、昔から人々の経験則を
もとに民間薬として多く利用されてきましたし、近年では様々な予防効果が証明
されてきています。
愛でて楽しみ、食して美味で健康促進。「梅」のパワーをいただきましょう。
また、「梅の実」も加工し保存食や調味料として、更には、昔から人々の経験則を
もとに民間薬として多く利用されてきましたし、近年では様々な予防効果が証明
されてきています。
愛でて楽しみ、食して美味で健康促進。「梅」のパワーをいただきましょう。
梅は、バラ科・サクラ亜科・サクラ属・スモモ亜属の落葉高木です。
梅の語源は、烏梅(うばい)「中国語でwu_mei(ウー_メイ)」を日本人がウメと聞き間違えた
という説の他、諸説あるようです。(※烏梅とは、梅の未熟な実を干して燻製にしたもので、
漢方薬としても使われているものです。)
という説の他、諸説あるようです。(※烏梅とは、梅の未熟な実を干して燻製にしたもので、
漢方薬としても使われているものです。)
梅の種類は300種以上あると言われており、大きく分けると、観賞用の花梅(はなうめ)、実を収穫する実梅(みうめ)に分けられ、
また、花梅は、野梅系(やばいけい)4性、緋梅系(ひばいけい)3性、豊後系(ぶんごけい)2性の3系9性に分類されます。 ![]() 花の見頃は、1月下旬~5月上旬くらいまで。日本列島を北上していきます。 実の出回り時期は、5月下旬~7月上旬頃です。とはいえ、普通、梅はそのままでは食べないので、その後、加工が必要になります。 (完熟した梅は、そのまま食べられるらしいですよ・・・。) ![]() ![]() 梅の実には、たんぱく質、脂質、糖質、食物繊維、カルシウム、ナトリウム、鉄分等が含まれ、また梅干などに加工することによって、 殺菌効果のあるクエン酸などの有機酸も豊富になります。
□ 疲労回復効果(乳酸の分解を促進)
□ ストレス軽減効果(自律神経のバランスを整える) □ 食中毒予防(食中毒菌の増殖を抑制) □ 胃がん予防(ピロリ菌の増殖を抑制) □ 抗酸化予防(活性酸素を撃退) □ 糖尿病予防(血糖低下作用) □ 動脈硬化予防(乳酸の分解を促進) □ 骨粗しょう症予防(カルシウムの吸収を助ける) etc・・・ 1日1コの梅干は、現代人の生活習慣予防に最適かもしれません。(塩分が気になる方は、梅肉エキスがお勧めです。) |
![]() 偕楽園
金沢の兼六園、岡山の後楽園とならぶ「日本三公園」のひとつ。園内には約百品種・三千本の梅が植えられています。http://www.koen.pref.ibaraki.jp/park/kairakuen01.html 太宰府天満宮
菅原道真ゆかりの地。飛梅の他、献梅といって全国各地より天神さまに献げられたものが、約200品種があります。http://www.dazaifutenmangu.or.jp/ 南部梅林
南部川河岸のなだらかな山々に見渡す限りの梅林が続き、「一目百万、香り十里」と称されている。http://www.town.minabe.lg.jp/ume/bairin.html |