きのちゃんのワインレポート

第4回 飲み頃ワインに乾杯!

今回のテイスティングはシャンパーニュとイタリアの赤の2本でした。

まずはじめのシャンパーニュは銘柄JEAN MARIE(ジャンメール)のノンヴィンテージのもの。
淡い麦わら色をしていて、きめ細かい気泡がいく筋も立ち上ってとても美しい外観で、香りはグレープフルーツやライムのような柑橘系特有の苦味を感じます。また洋ナシの甘味やバターっぽい香りも感じ、飲む前からワクワク。
味わいのほうはすっきりとした酸味で口の中が爽快になり、苦味もわりと強くて香りのイメージと味わいが重なり、とてもバランスが良いものでした。
さすがノンヴィンテージとはいえジャン・メール社が作ったというシャンパーニュでした。

シャンパーニュは各ブランドごとに味わいの個性や特徴があり、各社が自分たちの作りたいイメージを決定してそれに基づいてブレンドする原酒を選択します。一定の味わい・特徴を保つために個性の異なる原酒を多種類ストックして過去何年間かに作られたワインをブレンドして、ヴィンテージが入っているもの以外は年号にこだわることなくノンヴィンテージとして販売しています。そのためシャンパーニュを購入するときは、どこの醸造家・どのブランドかということが重要になります。
これからの季節には冷たく冷やしたシャンパーニュを食前に1杯なんてことをしてみたいですね。

2本目はイタリアの赤で、銘柄はブルネッロ・ディ・モンタルチーノの1987年物。
外観はオレンジがかったレンガ色でディスクは厚く、つや輝きがあります。
木樽の香りを初めに感じ、スパイスや煮詰めた果物や少しなめし皮のような香りもします。味わいは初めにまったりとした甘味、最後にどっしりとした重みを舌に感じますが酸味も程よくあるせいか、とてもバランスが良く、まさに飲み頃の1本でした。

これをブラインドテイスティングしたら間違いなくフランス産の1級ワインと思い込んでしまうほど普段飲んでいる軽くてフルーティーなイタリアワインとは違っていました。
20年近くたって飲み頃になるとはさすがにイタリアを代表するDOCGワインですね。

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今月のテイスティングワイン

  • (左)JEAN MARIE(ジャンメール) ノンヴィンテージ2002年 フランス産 シャンパーニュ 白
  • (右)ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 1987年 イタリア産 赤

profile

大手証券会社に勤めるOLきのちゃん。ワイン好きが高じワインエキスパートの資格を取得。ワインの事も詳しいけれど、何と言っても飲むのが大好き。そんなきのちゃんが仲間たちと始めたクローズドなワイン会をレポート。どこかのお店で飲んだら目が飛び出るほど高いワインや希少なワインを、素敵なシニアソムリエの先生がオークションで手に入れ、紹介してくれる・・・ありがたくも不思議な会なのです。